経験・知識を整理して発表・論文としてアウトプットするために必要な3つのこと
おはようございます!
昨日から鳥取に学会発表にきております。
鳥取では婦人科腫瘍学会が行われており、
全国から癌治療を行っている産婦人科医の先生方が集まっております。
普段よりも米子はなぜかにぎやかになっている!とタクシーの運転手は言います。
それくらい夜は産婦人科医の先生たちがはしゃいで楽しんでいます。
今日は2日目です。
僕は発表も無事終わり、今日は気楽に楽しめます^^
さて、今回の発表をすることで経験・知識を整理してアウトプットすることの大事さと面白さを痛感しました。
経験・知識を整理してアウトプットすることの大事さと面白さ
学会発表するまでは、資料を整理して、発表資料をまとめたり、もろもろ準備したりと大変でしたが、いざ終えるといい勉強になったなと感無量です。
自分が体験した症例をさまざまな文献から考察して、まとめることで、頭が整理され、それに関する発表をほかの先生たちと共有して、さらに知識がまとまっていく・・・
こういうのって面白いですね。
一生懸命創りだしたからこそ、ほかのものを吸収して更にブラッシュアップしていける。
次はこれを論文に出していきますが、その過程でもまた知識が整理されて、自分の血肉になっていくんだなと思います。
ここで、経験・知識を整理して発表・論文としてアウトプットするために必要な3つのことについて簡単にまとめてみました。
経験・知識を整理して発表・論文としてアウトプットするために必要な3つのこと
①まずアウトラインを考える
とりあえず、伝えたいこと・整理したいことの大まかな流れをつくってみます。この時点では結論なんて適当でいいんです。とりあえず結論みたいなものを考え、それを伝えるための具体的な証拠を並べていく。
言いたい結論をサポートする論文や発表なども合わせて見つけていくといいですね。
まずは全体像を把握するということがとても大切です。
自分の伝えたいことの幹を構築します。
②とりあえず形をつくってみる
そして、次はまずは形をつくってみるという行動を起こします。
この最初の初動がなかなか大変なんですよね。
形のないものを創りだしていくわけですから、何もないところから形をつくりだしていく・・・
まずは地形を構築し、その地形を彩る木々や川などを作り出し、そこで息づく動物や人を配置していくような感じ
ここがかなりの手間なんですよね。
でも、曲がりなりにも形を作り出していくと、だんだんとその地形のイメージがわいてきて、手を加えたくなってくる。
③伝える相手を想像してつくったものを添削する
そうして形のできたものはまだまだ未開の土地のようなもの。
それをもっと洗練していきます。
どうすればもっと伝わるかな?もっとわかりやすいかな?
それを見る人、聞く人をイメージして、よりシャープな形にしていく。
そうすると、どんどん発想がわいてきて、あれも加えよう、これも加えよう、これはもっと削ろう、もっ構成を変えようというようになってくる。
大事なのは、自分の頭だけでやると方向性が偏ってしまうことが往々にしてあるということ。
できるなら、他人の目を通して、そのアウトプットしたものの評価をもらうのがいいかもしれません。
普通の人はこのようにして受け取るんだなという視点が得られます。
そうすることで、あなたのアウトプットは更に鋭く、わかりやすくなることでしょう。
アウトプットするためにはその何倍ものインプットが必要
何かをアウトプットするためには、そのベースとなる発想や知識などのインプットが不可欠になります。
知識の泉を形にしていく、その泉がある程度ないと伝えるべきものがまとまらないかもしれません。
日頃からインプットしていくものが積み重なり、アウトプットにすることで、そのインプットしたものがあなたの血肉になります。
自分が一旦物事をまとめると、それを基準にして世界を観ることができるようになります。
そうした世界を観る目があなたの世界観を創っていきます。
創造することはひとつのインプットから始まる。
創造することであなたの世界が更に彩られていく
アウトプットする楽しさを感じた学会発表でした☆
それでは今日も学んでまいります。
夜は大阪に帰って当直です。当直3連発がんばります。
PS.
米子には皆生温泉という観光地があります。
日本海側は温泉で有名みたいですが、この地域出身の兄ちゃんがこの温泉街は街づくりで失敗しているんだといいました。
普通の温泉街は浴衣で町を歩いて風情を楽しむという形だと思いますが、ここでは温泉、民家!?、風俗街が混在としていて、なんだか観光地になりきれていないみたいです。。。
街づくりをミスったために、観光地独特の盛り上がりもなかった感じでした。夜はさびしい・・・
魚もおいしいし、いいところなんだけれど。
いいところなんで皆さんもぜひ☆